耐電圧(耐圧)試験とは

商用周波耐電圧及び雷インパルス耐電圧と2つの試験がありますが、一般的には商用周波耐電圧試験を指します。

耐電圧試験とは、電気製品や部品が使用電圧に対して十分な絶縁耐力があるかどうか(絶縁破壊をしないかどうか)を確認するための試験です。
絶縁強度の確認試験は、耐電圧試験(withstand voltage test)、絶縁耐力試験 (dielectric strength test)、あるいは Hi-Pot 試験と呼ばれます。耐電圧試験は、電気製品の安全性を確保するための基本となる試験としての意味があり、絶縁耐力試験とも呼ばれ、その目的は通常取り扱う電圧に対して充分な絶縁耐力があるかどうかを確認することです。
つまり、絶縁破壊があるもの、または絶縁破壊を起こす可能性のある不良品を見つけることです。その方法は、通常取り扱う電圧の10倍から20倍の交流電圧または直流電圧で、規定された電圧を規定された時間印加したとき、絶縁破壊(オームの法則に従わない急激な電流の増加)を起こさなければ、その絶縁物は十分な絶縁耐力を持つと判断されます。

 

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